3月パチンコ新機種雑感。

 さて3月。寒さも幾分マシになってきた感じもしますが、暖かくなるにつれてやってくるのが花粉。花粉症の方には煩わしい季節です。ま、私は花粉症とは無縁ですが。

 といった訳で早速、3月パチンコ新機種雑感。

ミドル

 当初はドロンボー位しか販売予定がありませんでしたが、バタバタとリリースが決まり、ビッグorスモールをミドルとするなら4機種がリリース。

 この中で定番ミドルは「シティハンター」。2月は定番ミドルのリリースが無かったので久しぶりの定番ミドルとなります。ただ、演出・コンテンツ的にちょっと弱いかなと。旧枠ですし。

 で、定番のミドルが少ないことや、マックス機が無くなったことも影響してか、(薄いところを引けば)期待値が高い「GANTZ」が好調です。そういった意味で同じ様なタイプは「カイジ」になりそうです。確変時の期待値は6月以降でもトップクラスの数値です。但し、そもそもの確変が51.5%ということと、特図1の通常後に時短が無いので、単純に単発の割合が48.5%、しかも払い出しで560個となっているので注意が必要。で、後半の機械なので3月の営業数値の貢献度は低いかもしれません。

 前半の「ドロンボー」は初当たりを「除く」確変時の期待値はカイジとほぼ同様の数値となっていますが、初当たりを含めると決して低い数値ではないものの、ややインパクトには欠けてしまいます。中継ぎとしての役割を果たしてはくれれば御の字。

ライトミドル

 6機種がリリースされます。特にコメントはありません。唯一「Another」は無難に稼働するんじゃないかと思っています。勿論「〜FPS」の方です。「〜FPQZ」の方買っているホールってあるんでしょうか?

 2月の水戸黄門がなかなか順調な滑り出しのようです。千日前を見る限り、甘デジコーナーに設置しているホールも結構ありました。この設置場所による稼働差が出るのか、気になるところではあります。

甘デジ

 6機種がリリース。やはり注目は「真北斗無双夢幻闘乱」でしょうか。V-ST時短突破タイプですが、非常に時短突破タイプ「らしい」仕様になっています。最近、時短突破タイプのリリースが再び増えてきており、どれもそれなりに結果を残しているので、まぁ、大丈夫かな、と。あ、牙狼魔戒の甘は厳しそうな雰囲気ですね。いけると思ったんですけどね…。やっぱりあの派手な枠は甘デジには不向きなのでしょうか。検証が必要です。

 時短突破タイプの様なゲーム性の100%STタイプの「春夏秋冬」も面白そうです。「おそ松さん」はコンテンツ力やプロモーションの効果測定をしっかりと見極めたいところ。スロットとはまた違う結果が出る・・・のかもしれません。

 と、こんな感じの3月の新機種雑感です。牙狼が延期になった代わりに北斗が前倒しになったので、とりあえずミドルは「北斗待ち」といった感じです。甘デジも相対的に出玉性能が落ちてきているので、現状稼働している甘デジや、出玉性能の高い甘デジは抑えておきたい所。

 現状、再び稼働が上昇傾向にある「真北斗無双(ミドル)」ですが、甘デジも出るので、やはり一部の強豪店以外はメイン機種としての運用は難しいかと思います。ベースの問題もありますし。最小限の台数あれば良いかと。0はダメ。引き続き好調な「GANTZ」ですが、基本「無理ゲー」なので、離脱率は大きくなるはずなのですが、後に続く機種が無いために好調を維持していると考えます。ターニングポイントは「カイジ」の導入週になるかと思うので、その時のGANTZの稼働下落率は要注目。この手の機械は「適正台数」が特に大切です。

 信じるか信じないかはアナタ次第。しかし、牙狼はいつになるんでしょうか。気になりますね。

Photo credit: “KIUKO” via VisualHunt.com / CC BY-ND

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