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不公正な販売方法を解決する方法。

 さて、イマイチ盛り上がりに欠けそうな年末商戦ですが、一転して年明け1月のパチンコは定番ミドルならガンダムに地獄少女、特殊タイプなら天龍にうしおとらと豊富なラインアップ。スロットもGRT搭載のコードギアスがあります。フタを開けてみれば只のRTでGRTの「G」はGEASSの「G」だったりと肩透かし感はありますが、まぁ、南国もありますし、それなりに盛り上がりそうです。

 全部買いたいところですがなかなかそうもいきません。ガンダムも地獄少女も良さげですが、往年のはらたいらさん程の信頼度も無いわけで、特に中小規模の店舗等はとりあえず5台ずつ・・・といった感じでしょうか。

 ただ買いたい物を買いたい時に買いたいだけ買えたら良いのですがそうもいかないのもまた現実。最近では「プレミアム開店」と言う名の台数縛りがあったりします。通常納品日は3週目からですが、10台以上なら2週目になりますってアレ。ジャパネットかよ。

 ホールからのクレーム回避なのかコンプラなのかは分かりませんが、物は言いようです。で、こういう販売方法が実行されると、必ずと言っていい程「大手法人有利」という批判をされます。多分、批判しているのは中小法人なんでしょう。私も店舗に勤務していた時は300台足らずの小さな店舗だったので、機歴や台数縛りには漏れなく該当しなかったので痛いほど気持ちは分かります。

 ただ、この手の批判って実は間違っていて、正確には「大手法人」有利なのではなく「購買力のある法人」有利なんですね。まぁ、大手法人≒購買力がある法人なので、大手法人有利と言いたくなるのも理解はできますが。

 で、この手の問題が出た時に脊髄反射的に批判したがりボーイが出てくるんですが、やはりそこは冷静になってまずはその機械を導入するべきか否かを判断するべきです。で、必要なんであればハンコ押して買うだけ。必要なければ買わない。すごく簡単。

 問題は機械は欲しいんだけども、トップ納品の条件はキツいというパターン。ただ、これって機械を買うっていうことはその機械が使えるという判断をしているということなので、特にトップ納品に拘る必要はないと思います。例えばトップ納品の条件が10台とかで悩むってことはおそらく中小規模の店舗だと思うので、仮に希望台数でトップ納品できたとしても、周りの大型店舗には導入台数では勝てないので集客力は劣ります。なので、台数規模が違う時点で不利なわけで、別に販売方法は関係ないと思うんですよね。

 それでもトップ納品がええんや!という気持ちも分かります。実際に粗利等の数字が変わりますから。だったらひとまずトップ納品の条件に従って、余剰台数を即中古売却すれば良いんじゃないですかね。だって良いと思うから買うわけで、ということは中古価格もある程度は維持するはずです。20台とか30台ならともかく10台程度ならそんなに無茶苦茶な台数とも思わないんですけど。だって良い機械なんだから。

 その機械が必要だと判断したなら導入する方法を探るべきです。ひとまずは機械の評価と販売方法は分けて考えるべきです。最悪なのは欲しいんだけども、条件がキツいから断念というパターン。完全に思考停止。で、結局、増産を遅れて買ったり、高値の中古を買ったりするわけです。

 という訳で不公正な販売方法を解決する方法は購買力をつけたら良いんですね。簡単です。もうひとつあります。それは販売方法に条件のない、若しくは緩い機械を買えば良いんです。簡単です。

 1月で言うなら天龍とかですかね。業界人受け良いですよね。インターネットでも絶賛している業界人をよく見かけます。天龍褒めたがりボーイと販売方法非難したがりボーイって同じクラスタの感じがするんで、丁度良いんじゃないですかね。そういう人達は1月は天龍全ツッパで。

 とは言え、当然理想は買いたい物を買いたい時に買いたいだけ買える環境なので、不公正な販売方法の是正は求め続けるべきだと思うのですが、現実はなかなかそうもいかないので、それとこれとは別に冷静に対応するべきです。まぁ、不適切なライターイベントを続けているホール側が言ってもどの口が言うんだと思わなくもないですが、立場が変われば意見も変わるということで。

 それでも不公正な販売方法は許せないという方は閻魔あいに頼るしかないですかね。

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