AlineZコラム最終回「黄門ちゃま超寿@平和」

黄門ちゃま_2

 今回のAlineZコラムは平和の「黄門ちゃま超寿 日本漫遊2700km」を取り上げております。
パチンコ機種速報:AlineZ

 北斗の拳のゼロアタッカーを始め、各メーカーが取りこぼしのないアタッカーを採用し始めていますが、この黄門ちゃま超寿はフロックに誘導する事によって、アタッカー賞球+αの出玉を実現しています。

 2012年に同社よりリリースされた「アントニオ猪木という名のパチンコ機」に右打ち時に愛ポケットという入賞しやすいフロックがありましたが、それを更に進化させた形になっています。

 最近、取りこぼしのないアタッカーや、この様なフロックを活用する事によって+αの出玉を獲得できたり、また、大海物語3の様に電チューの補助によって通常時のスタートを確保するといった仕様の機種がリリースされています。SANKYOのスター・ウォーズは盤面の右側にも玉を誘導する事によってステージから一定個数がスタート入賞するという仕組みになっています。

 このような機種の場合、ユーザーからどのように見えるのかというのが非常に重要になってきます。どれもユーザーにとってはメリットになるのですが、そのメリットも伝わらなければ半減してしまいます。例えば、取りこぼしのないアタッカーだと、15個×10カウント×16ラウンドの場合、2,400個の出玉が獲得できますが、通常のアタッカーだと、インターバルやその他の取りこぼしで2,300個前後になるとすると、その差は100個程度しかありません。せいぜい200個程度でしょうか。

 この程度では、一般のユーザーは気付かない可能性があります。なので、「見え方」が大切になってきます。ホール側は演出や、販促等で「見せ方」を工夫する必要があるでしょう。

 今後も、このような仕様の機種はリリースされてくると思いますが、その際は「見え方」に注目すれば、機種選定に役立つと思います。

 2年に渡り連載させて頂きましたAlineZコラム「パチンコ機種速報」は今回で最後となります。読者の皆様や、関係者の皆様には大変お世話になりました。有難うございました。

 ブログとメルマガは勿論、継続していきますので、引き続き宜しくお願い致します。

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