AlineZコラム更新です。今回は「エヴァンゲリオン9」を取り上げております。
パチンコ機種速報:AlineZ
前回の北斗の拳に続いて、パチンコを代表するシリーズ機のひとつ。初代は2004年の年末にリリースされているので、丁度、10年という事になります。当時はヘソの賞球が4個から3個に、確率が1/360から1/500に引き下げられる内規改正があり、SANKYOの「大ヤマト2ZF・ZX」に代表されるような確変継続率の高い機種が注目を集めていました。
そんな中、発売されたのがエヴァンゲリオンなのですが、1/500近い確率のスペックが2タイプと共に、1/397と1/262という確率ながら「突然確変」を搭載したSF・SNがリリースされ、これが大ヒットし、今では当たり前に搭載されている「突確」を一般的に知らしめた機種となりました。
それから、セカンドインパクト・奇跡の価値は・使徒、再び・最後のシ者とリリースされ、1フロア全てエヴァンゲリオンにしたホールもあった位の6作目となる「始まりの福音」がリリースされましたが、結果は御存知の通り大コケしてしまいました。
それから、確実に勢いは衰えてはいるものの、タイトルもシンプルにナンバリングにした7と8がリリースされ、9作目となる本機がリリースされます。改めて見返してみると、エヴァンゲリオン=ミドルという印象がありますが、複数スペックをリリースしていた、3作目の「奇跡の価値は」まではマックスタイプもリリースされいます。なのでシリーズ初のマックス「ST」機という事なります。
エヴァンゲリオンの役物が液晶の裏側にあったりと、ギミックも非常に凝った作りになっています。「突確」という機能を一般的にして、パチンコをきっかけにエヴァンゲリオンを知ったという人も多く、カラオケでも主題歌の「残酷な天使のテーゼ」はアニメ・特撮・ゲーム部門では2007年以降1位をキープしているようです。【ソース:2014年JOYSOUND上半期ランキング】パチンコが2004年のリリースなので、因果関係はありそうです。
パチンコの1シーンを引っ張ってきたコンテンツの新たなチャレンジとなる、今作ですが、一時期の勢いは無いとは言え、やはりパチンコを代表するコンテンツである事に変わりはないので、買うか、買わないかでは無く、何台買うか?という事になると思います。
今後のエヴァンゲリオンが買うか、買わないかの選択になるかもしれないので、結果は要注目です。