Onvord

必殺仕事人導入後に見え隠れするバッドエンド感。

 GW前辺りから仕事人の返事がぼちぼち出始めているようで、やはりというか、欲しい物を・欲しい時に・欲しいだけ・・・という訳にはいかないようです。呼び出しランプが押せないとか、重すぎるとか、高すぎるとか、色々とネガティブな話は聞こえてきますが、肝心の機械のデキに関してネガティブな意見が出てこないということは結局評価は高いということなんでしょう。ただ、入らない。

 機械代とか重さとかは抜きにして、単純に機械そのものの評価をした時に必要だと判断したなら導入するべく動くべきでしょう。後は新台で買うのか、中古で買うのか。中古の場合、当然タイムラグがあるので、それらも踏まえて「お付き合い」をするのか判断したら良いんじゃないでしょうか?当然、不公正な販売方法の是正は求めていく必要はあるのでしょうけど、それはそれ、これはこれ。

 そんな仕事人ですが、今日から直営店で先行導入が始まっております。台数は控えめの20台のようです。今後のラインナップにもよりますが、しばらくは大丈夫なんじゃないでしょうか。牙狼の動向が気になるところですが、音沙汰がないということは延期になっているんでしょう。と言うことは北斗は出たばかりですし、慶次とルパンもちょっと早い気もしますし、ヱヴァは前回の結果を考えると微妙な感じですし…。となると、他メーカーのよほどのサプライズが無い限り、最低でもお盆休みまではメイン機種として必要だと思うんですよね。その後は展開次第ですが、長期稼働する可能性は非常に高い。

 単純に稼働貢献する機械が出てくるということは良いことなんですが、問題はそれが仕事人だと言うこと。正確には「派手な見た目で、実績あるコンテンツを積んでいる機械」といった感じでしょうか。見た目とコンテンツはあくまでフックで、やはり演出なりスペックなりがしっかりしていないと稼働はしないと思いますが、問題は、それらをクリアすれば機械代は50万でも大丈夫となってしまいそうなこと。

 見た目が派手で実績のあるコンテンツでも機械代が高かったら売れないとなったら、今後の展開も変わってくるのかしれませんが、ご存知の通り案件はパンク状態。結局、高くても買っちゃう。いっそのこと仕事人がズッコケてくれれば、それはそれで方向性は変わるのかなぁとも思いますが、動くでしょうね。

 全てのメーカーがこの動きに追従してくるとは思いませんが、少なくとも機械代の高騰は止まりそうにありません。A-gonであったり、豊丸の様な企画力で勝負するメーカーとの2極化になるのかもしれませんが、メインとなるのは派手な見た目で且つ、値段が高い機械ということに変わりは無さそうです。

 結局単価が高くてもその機械が3ヶ月・半年と稼働した時に、お付き合いの機械代も全部含めても店舗にとってはプラスになるということなんでしょう。でなければとっくに機械代は下がっていると思うんですよね。ホールサイドとしては、不公正な販売方法の是正は求めていくと同時に、機械代に関わらず、稼働貢献するであろう機械の見極めと、その機械を効率良く導入する方法を考え、実行することが求められるのだと思います。最悪なのは「結果的」に何もしないこと。ユーザーからしたら仕事人は普通に打ちたいと思うんじゃないですかね。であればそれを提供するべく最大限の努力はするべきです。ユーザーには機械代とか関係ないですから。

 メーカーに対して機械代が高いことを非難するんではなく、稼働しないことを非難した方が建設的じゃないすかね。
 

モバイルバージョンを終了