6月1日から、遊技産業健全化推進機構による「遊技機性能調査」が始まりました。早速、機構からプレスリリースが出されたようです。
ホールに無通知で遊技機の釘曲げなどの不正改造をチェックする新たな検査「遊技機性能調査」を6月1日にスタートさせることを業界団体などに通知していた遊技産業健全化推進機構が、同日、調査開始を伝えるプレスリリースを業界誌等に発出した。
(中略)
また、開始初日の調査結果の報告として、「残念ながら『遊技くぎ』の状況に改善が認められなかったことを申し添えます」と付け加えられている。via: 「釘の状況に改善みられず」 機構が遊技機性能調査の初日の結果報告:遊技通信web
改善は認められませんでしたか、そうですか……。と言っても、1日の調査結果なので、何とも言えない気もします。どれ位の店舗数を調査したのでしょう。機構ニュース6月号に去年の活動状況が載っています。
それによると、検査ホール数が2,300店舗で検査日数は146日とあるので、平均すると1日あたり15〜16店舗を調査している事になります。因みに、過去、最も多く検査した年は平成21年の4,449店舗で、この時の検査日数は150日。1日あたり29〜30店舗となります。
6月〜11月までは183日あります。平成21年と同じペースで回ると、およそ2,231店舗となり、昨年のペースだとおよそ1,153店舗となります。この初日の結果は一事が万事となるのでしょうか、それとも、木を見て森を見ずとなるのでしょうか。
私の周りでは改善したというホールさん、結構あるんですけどね。