ちと面白いtogetterがあったのでシェア。
もう1年経つからそろそろダベってもいいかと思うが、実は昨年の今頃に某大手パチンコ店の海外株式上場の手伝いをしていた。仕事は申請書類全てを英語翻訳することで、指名された理由はパチ用語を外人どもにもわかるように適訳できる人間が他にいなかったから。今思い出しても鬱になる仕事だった。続→
— ショットウェポン (@Shot_Weapon) July 29, 2013
そもそもその某大手パチンコ店が海外で株式上場する理由だが、日本ではパチンコ店は換金問題(三点方式)がいつまでもグレーなのでそれが上場基準にひっかかり上場できない。そこでその某大手は香港で上場する選択を取るも、何千ページという申請書類をすべて英訳する必要があって皆であんぐり。続→
— ショットウェポン (@Shot_Weapon) July 29, 2013
当初、その書類の翻訳要員に会社は3名用意したが、誰もパチンコのことを知らないため皆がバラバラな翻訳をしていた。例えば「島」がIslandやrowやsideだったり。結局自分が4人目の翻訳者に指名され、まずは用語統一から入った。が、途中で何箇所もの内容の間違があることに気づく。続→
— ショットウェポン (@Shot_Weapon) July 29, 2013
例えば、確率変動の説明や釘の調整でデジタル回転数が変わる等の項目が、「確率は常に規定の確率通りで、また台によってデジタル回転数が変わることはありません」と書いてあるのでコラコラと担当者に確認すると、「海外では確率が変動するカジノは違法扱いだからそれでいいよ」と返答。コラコラ。続→
— ショットウェポン (@Shot_Weapon) July 29, 2013
そんな調子で、上場に必要な申請書類のあちこちで都合の悪い項目は意図的な改ざんがなされていることに呆れながら翻訳を進めた。その時は皆で「こんないい加減な書類絶対弾かれる」と笑っていたが、結局通ってあんぐりした。通った理由はただひとつ。チェックする相手がパチンコを知らないから‥。続→
— ショットウェポン (@Shot_Weapon) July 29, 2013
そもそもその大手パチンコ店が上場するにあたり、証券会社や関係者が大勢来日しパチンコについてレクチャーを受け実際に打ったり換金したりしたが、「こんなものが上場できるわけがない!」と呆れ返ったそうな。外人が日本のパチンコを海外カジノに当てはめると完全な違法賭博場らしい。まあね。続→
— ショットウェポン (@Shot_Weapon) July 29, 2013
結局、株式上場を仕切る外人は揃って「こんなの上場できない」で、それに必要な申請書類にも改ざんや翻訳ミスが死ぬほどあったが、結局その大手パチ屋は去年の今頃に上場を果たした。外人がパチンコを理解できないことが功を奏したのか不明だが、まあ日本でパチ屋が上場できる日は永遠に来ませんね。終
— ショットウェポン (@Shot_Weapon) July 29, 2013
いやーどこなんでしょうねー?