4月に販売予定の15タイトル20機種、注目機種は…。@遊技ビジネス最前線。

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 遊技ビジネス最前線の「pachinko遊技機最前線」のコラムを担当しています。今回のテーマは「4月販売機種の注目機種」です。

 前半はサンセイ「絶狼XX-V」、後半はエキサイト「デビルマン覚醒L6-VE」、サミー「聖戦士ダンバインFWN、EWNB」に注目でしょうか。絶狼は、195回という超ロングSTで、TSA(高確率時の確率)が140.9と低確率ながら、ST中の大当たりは2,400個の払い出しがある16Rが100%という仕様で、ST中の継続期待値は75.1%。

 一方、後半のデビルマンは100%突入のST機で、STは75回と今のST機にしては、やや短めですが、TSAが38.96と高くなっている為に、継続期待値は85.8%と高くなっています。その分、当然、出玉は少なくなっています。マックスSTのブームのきっかけとなった、初期のマックスST機、パトラッシュや、桜マックスに似たような数値になっています。もう一つはダンバイン。ミドルスペックのV-ST機が2タイプの販売となりますが、両機種ともにST継続期待値は90%を超えてきます。当然、平均出玉は低くなっています。

 前半の絶狼は、継続率よりも1回の出玉量を重視したタイプ。後半のデビルマン、ダンバインは、出玉量よりも継続率を重視したタイプ。方向性は違えど、尖った仕様となっています。

 出玉重視か、継続率か。絶狼はロングSTと低TSAのバランス、デビルマンとダンバインは市場に受け入れられる出玉の下限値をそれぞれ探る為にも、その結果には要注目です。

 花満開は、リバイバル機における確率の下限値を知る良いサンプルになりそうです。やはり、甘デジしかダメなのか、どうか。そこら辺を中心に見ていくと、今後の機種選定にも役立ちそうです。

 あしたのジョーとか、トランスフォーマーも超ロングST機ですし。

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