8月末から9月頭にかけて大阪市内と南大阪の駅前の小型のスロ専が閉店したらしいんですね。1店舗は既にP-WORLDも閉鎖されているので閉店で間違いないはずです。もう1店舗はP-WORLDはまだ生きていますが、店頭に店休日の張り紙が張り出された状態が続いているようです。
駅前の小型のスロ専という他にもうひとつ共通点がありまして。それは両店舗共に事前の閉店告知が無かったということ。その後の告知も特に無かったようです。
それぞれの方針なので外野がとやかく言うことでもないのですが、パチンコ店の場合貯玉とかありますし、やはり事前の告知は必要だと思うんですよね。閉店告知すると稼動が減るからギリギリまで告知をしないなんていう時代もありましたが、今はそんな時代じゃありません。
それ以前に、出会った時はこんにちは、初めまして。別れる時はさようなら、今までありがとうございました。という挨拶って常識だと思うんですよ。
閉店する訳ですから、そりゃ色々と大変だと思いますし、それどころじゃない切実な問題もあるでしょう。ただ、だからと言って、今までお世話になった人に挨拶しなくて良い理由にはなりません。
2店舗の内、1店舗は系列店舗が大阪以外にあって一度見に行ったことがあります。ぶっちゃけ印象はあまりよくありませんでした。ある程度の立地に箱と機械を置いてただ営業している「THE・立地産業」といった感じの印象です。この店舗も他法人への売却が決まっているようです。
そしてもう1店舗は実は私が昔お世話になっていた店舗だったりする訳です。なので、内情は何となく分かります。1年半ほど前に併設店舗からスロ専にするという話を聞いた時に「あーこれは長くはないかなぁ」と思いましたがおよそ1年半で閉店となりました。
今後、閉店する店舗はますます増えてくるでしょう。業界が右肩上がりの時には誰でもとは言いませんが、別に信念や気持ちといった一銭の得にもならない様なモノがなくてもある程度の場所と箱があって機械を買っていれば集客はできていました。今はそんな時代ではありません。
規則改正や遊技機のスペックダウン等はひとつのきっかけにすぎません。閉店する店舗には閉店する理由があるんだと思います。
しかし、自分が勤めていた店舗が無くなるというのはやはり寂しいものですね。
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