遊技機の達人育成講座「黄門ちゃま超寿」

黄門ちゃま_4

 毎月25日発売のプレイグラフで「遊技機の達人育成講座パチンコ編」のコーナーを担当しています。12月号は平和の「黄門ちゃま超寿」を取り上げています。

 この機種の最大の特徴はフロック入賞を活用した「ゴチ装置」を搭載する事によって、払い出しで約2,700個の出玉を実現しているという点でしょう。今では、北斗の拳のゼロアタッカーに代表される様な、取りこぼしのないアタッカーによって2,400個の出玉を獲得出来る機種はありますが、プラスαの出玉を確実に獲得できるという点で、この黄門ちゃまのユーザーメリットは高いと言えます。

 数年前までは、基本的なスペックはどれも同じで、違うのはコンテンツだけといった感じの機種ばかりでしたが、最近では、スペック面でもメーカーによって特色が出てくるようになりました。

 一時期の金太郎飴の様な機種ばかりだと、店側ができる工夫というのは限定的でしたが、黄門ちゃまの様に特徴のある機種の場合、店の工夫次第で結果は大きく変わってくる可能性があります。2,700個といっても、16Rの最大払い出しが15個×10カウントで2,400個なので、300個「しか」違いは無いわけで、普通に遊技していると気付かないという事も十分にあり得ます。

 記事に書いた、玉箱の大きさは1つの例として、他にも工夫出来ることは沢山あると思います。今後も、この黄門ちゃまの様に「ちょっと」変わった特徴のある機種が出てくるでしょう。

 その「ちょっと」した特徴を最大限に見せる工夫が今後のホールの営業に重要な要素になってくるでしょう。その為に、今のうちからひとつでも多くの「引き出し」を持っておく必要があるのだと思います。

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