お盆営業はいかがですか?イマイチなんて話もチラホラ聞きますが、週末に期待でしょうか。
最近、定期的に千日前の状況をベンチマーキングしている訳ですが、大阪の方はご存知だと思いますが、マルハンなんば新館が首位独走状態であるわけです。ARROWなんばHIPSが禁煙フロアをやめてから、猛烈に巻き返しているといった状況です。7月末の時点で僅差ではありますが、稼働率でARROWなんばHIPSさんがトップ稼働を記録していました。今後に注目です。
で、そんな千日前の状況、というかマルハンなんば新館を見ていると、やはりパチンコ業界というのは装置産業なんだなぁと思うのです。個人的にはこの装置産業という言葉が好きではありません。なぜなら、そこに「人のニオイ」がしないからです。実際、そんな事はないんでしょうけど、どうしてもこの言葉が好きになれません。
それは、さておき、マルハンなんば新館。パチンコは全台各台計数。スロットは自動回収・補給。全館禁煙。総台数1,086台。概ね8割前後の稼働をしていますが、従業員が機械や幕板を開けてトラブル対応をしている所をあまり見ません。
これ位の稼働をしていたら、それなりにトラブルがあってもよさそうな気もします。日頃のメンテナンスが行き届いているのでしょうか。結局、そこはマンパワーになる訳で、いくら素晴らしい装置を導入してもマンパワーが活かされなければ宝の持ち腐れになってしまうのでしょう。
いかに稼働のロスを無くすかが高稼働店舗の命題であり、その為には、素晴らしい装置とそれを維持するマンパワーが必要なのでしょう。
装置産業。
やはり、装置なくしてパチンコ業界が成立しないのは事実なんだと思います。昔のようにどの店も繁盛していた時代は確かに、そうだったのでしょう。しかし、今のように地域1番店のみが繁盛しているという状況下では、装置産業としてのパチンコ店は地域で1店舗ないしは2店舗程度なんだと思います。
いくら、素晴らしい装置を毎日、毎日、ピカピカにメンテナンスして稼働ロスを無くす努力をした所で、そもそも稼働が無ければ、逆に多少の稼働ロスがあった方がいいんじゃないかとさえ思ってしまうような状況の店舗も少なくありません。
そんな事をマルハンなんば新館の後に某店舗様を見て思った次第でございます。