若者のパチンコ離れは嘘?

パチンコcredit: calltheambulance via FindCC

 20代の男性と30〜50代の男性の、趣味・嗜好の違いを調べた野村総合研究所の調査結果が発表されたようです。
20代男性は「お酒、タバコ、ギャンブル」に興味なし? 野村総合研究所調べ:Business Media 誠

今の若い男性はアルコールをあまり飲まない、ギャンブルをあまりしない、といった声があるが、実際のところどうなのか。

逆に、20代のほうが多かったのは「マージャン」(5.5%、2.3%、「パチンコ」(8.9%、8.8%)という結果に。

 この調査によると、男性に関してはパチンコに参加率は世代間での差はほぼ無いという事になります。それどころか20代の方が僅かではありますが上回っています。

 一方、去年発表された「レジャー白書2014」では若者のパチンコ離れが加速しているという結果がでているようで。
レジャー白書2014発表 パチンコ参加人口は大台割れの970万人:遊技通信web

性年代別の参加率では、男性が前の年から3.0%の大幅減で13.9%にまで落ち込んだ一方、女性は0.4%増の5.5%でほぼ横ばいを維持した。男性は20代の若年層が大きく落ち込み、数年来の傾向である若者のパチンコ離れが加速している様子が窺えるものになっている。

 パチンコの男性の参加率に大きな差がありますが、これは野村総研の調査には60代以上は対象外となっているためでしょう。

 レジャー白書の若者の参加率の具体的な数値が分からないので何とも言えない所もありますが、この野村総研の調査を見る限り、男性に限って言えば、特に、若者のパチンコ離れと言う事はなさそうです。ただ、20代の麻雀が30代以上を大きく上回っている所を見ると、ゲーム等も含まれているのかもしれません。

 ホールを見て回っていると、若者というよりも、圧倒的に30代、40代のサラリーマンの姿を見かけなくなったと思うのですが、どうなのでしょう。

 しかし「どれもやらない」という20代が半数近くいるというのは、パチンコに限らず深刻な問題ではあります。

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