業界総粗利は3兆5千億円。

ダイコク

 ダイコク電機のSISデータの年間推移をまとめた「DK-SIS白書2014」が発刊されたようです。

DK-SISでは業界全体の台粗利の総計となる「業界総粗利規模」を市場規模を把握するうえで最重要するべき指標と位置づけ、保有データを基に推測値を算出しているが、2014年は前年から1,300億円減となる3兆5,000億円となった。
(中略)
また、業界総粗利から遊技機購入費用を差し引いた「遊技機粗利規模」も算出しているが、こちらは前年と同じ2兆4,300億円。遊技機購入費用が前年の1兆2,000億円から1兆700億円に減少したことで前年と同等の遊技機粗利を確保した構図となっている。
稼動と台粗利については「DK-SISデータの3割減が市場の実態に近い」として推測値を算出。全国平均のパチンコ稼動が前年比440個減の1万4,090個、パチスロ稼動が同52枚減の6,742枚となった。一方、台粗利についてはパチンコが同70円減の2,200円、パチスロが同110円減の2,460円。via: 業界総粗利規模は3兆5000億円、ダイコク電機「DK-SIS白書2014」発刊:遊技通信web

 機械代金が1兆700億円で粗利が3兆5000億円という事なので、粗利の30%程度が機械代金に充てられているという事になります。とは言え、機械代は前年比で1,300億円の減少。1台35万円とすると、371,428台の減少という事になります。そりゃ、機械屋さんも大変ってもんですね。

 しかし、一昔前は台粗利3,000円というのが基準になっていた様な気がしますが、2,000円が基準になる日もそう遠くなさそうです。逆に言えば、台粗利2,000円でも運営できるような店作りが必要になってくるという事でしょう。

 単純に数字だけ見ると、儲かってそうな感じなんですけどねぇ。

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