平成26年中における風俗関係事犯の取締状況等について@警察庁。

警察credit: Dick Thomas Johnson via FindCC

 先日、警察庁より「平成26年中における風俗関係事犯の取締状況等について」が発表されました。
平成26年中における風俗関係事犯の取締状況等について@警察庁。

 PDFファイルとなっています。17、18ページにパチンコ店に関するデータが掲載されています。それによると、店舗数は11,627店舗と減少傾向には変化はありません。

 注目は遊技機台数でしょうか。パチンコが2,939,636台、スロットが1,635,583台、じゃん球が244台の合計が4,575,463台となっています。

 パチンコが300万台を切り、合計台数も前年比でマイナス36,251台となっています。パチンコ台数は減少しながらもスロット台数が増加して、合計では増加傾向にあった遊技機台数が前年比で、減少に転じており、今の業界の状況を象徴している数値となっています。

 1店舗辺りの平均台数は393.5台となっており、最近目立つ大型店舗ですが1,000台以上の店舗は全体の2.1%とまだまだ少数で、101〜500台規模の店舗が全体の73.8%を占めていますが、売上や稼働の占有率はまた違ったデータになるのかもしれません。

 遊技機台数が減少するという事は、店舗数の減少よりも市場規模の縮小に直結する事になり、先日のマルホンの民事再生のニュースと言い、ネガティブなニュースが続きます。

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