プレイグラフの「遊技機の達人育成講座パチンコ編」を担当させて頂いております。今月号はサンスリー「ヤッターマン」を取り上げています。
ヘソ&電チュー1個賞球のV確変ループ機。三洋系のヘソ1個賞球、確率1/259の機種は「強ミドル」という表現を使っていましたが、「GO!GO!マリン」から「強ミドル」という表現は無くなっているようです。
今までも、定期的に三洋系はこのヘソ1個賞球・確率1/259というスペックをリリースしてきましたが、今回は電チューも1個賞球となっています。ヘソと電チューが共に1個賞球というのは三洋系では初だったと思います。
ヤッターマンと言えば、過去にはパチンコ・スロット共に平和から数機種がリリースされています。お決まりのパターンに、お決まりのセリフといった「定番」のストーリーが繰り返されるコンテンツというのは、パチンコ化しやすいコンテンツと言えます。なので、このヤッターマンも相性は良いコンテンツと言えます。鮮度がもう少し高ければ言うことなしだったのですが。
5月から、パチンコに関しては新機種「数」は十分ですが、ビッグコンテンツ機というか、メインを張れる様な機種が無く、どれもどんぐりの背比べといった感じは否めません。7月もこの状況は続きそうです。かと言って、入替えをしないという訳にもいきません。
ビッグコンテンツ機が販売される時の機種選定はあまり悩む必要は無いのですが、5〜7月の様な状況の機種選定は非常に困難です。そんな状況の6月の新機種市場ですが、ヘソ&電チュー1個賞球のV確変ループで、スタート補助装置や、高速消化電チューを搭載しており、コンテンツもやや古さはあるとは言え、パチンコとの相性の良いコンテンツなので、特徴の出ている機種だと思います。
流石に、メイン機種としてバリバリ稼働する事は無いとは思いますが、8月には、ルパンを始め、久しぶりにパチンコの新機種市場が活性化しそうなので、それまでの「繋ぎ役」としての役割は十分に果たしてくれそうな気がしていますです。ハイ。