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2015年度の導入は見送られたパチンコ税ですが、再び検討されているようです。
パチンコ景品交換に手数料 自民党「自治体の新財源」として検討:産経ニュース
自民党が、パチンコやパチスロの景品交換の際に手数料を徴収し、地方自治体に納付させる仕組みの創設を目指し、関連法改正の検討を始めたことが30日、分かった。手数料徴収を確実にするため、全国の景品交換所を公益法人として一元化する案も浮上している。
今度は、景品交換の際に手数料を徴収するという事のようです。以前のパチンコ税の時は、完全に換金を合法化するという案もありましたが、この手数料の徴収だとその必要は無さそうです。
ただ、手数料の徴収は利用者の「もうけ」を目減りさせることになるため、導入には業界や利用者の反発も予想される。自民党は「手数料の納付は社会貢献でもあり、業界のイメージアップになる」(幹部)として関係者の理解を得たい考えだ。
ま、その理屈で関係者の理解が得られとは思いませんが、形はどうあれパチンコ税導入待ったなしといった感じでしょうか。手数料の徴収という事は、担税者はユーザーという事になるので、ホールには関係はない・・・事はなく、更なる遊技人口の減少に拍車がかかる可能性は十分にあるでしょう。
手数料徴収によるユーザーの負担分だけ余分に玉を出せば良いのでしょうが、それはイコール、ホールの利益減少に直結する事になり、一部のホールを除いてはなかなか難しいでしょう。
消費税増税をきっかけにはじまった、脱等価(10割分岐)の流れが、再び等価交換に戻るという事もあり得ますが、それでは、また消費税の負担の問題が再燃する事になるので、それもまた難しいかもしれません。
他にも、景品が市場に流通しているという事が担保されているので、換金所はあくまで「景品交換所」なんだという理屈が成立するのですが、交換所を一元化する場合、その景品はどうするのかという事も問題になりそうです。何か、利権のニオイがプンプンしますね。
ま、その辺はうまくやるんでしょうけど、ホールにとっては切実な問題ですねぇ。。。そうか!平均稼働をパチンコ30,000発、スロット12,000枚位まで上げたらいいんじゃん。解決、解決。