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パチンコ店にとって折込広告ってやっぱり必要なんじゃないか?

チラシcredit: n_waka via FindCC

 1ヶ月程前のメルマガのニュースピックアップのコーナーで取り上げた記事なのですが、昨日のパチ元会の部門長会議で次回の勉強会の話題になった時に「こんなデータありますよ。」と披露したら、わりと食いつきが良かったのでシェア。
内容をよく読む新聞の折込チラシの種類は?:Yahoo!ニュース

調査の結果、折込チラシを見る人は新聞購読者の8割強で「ほぼ毎日見る」人は6割弱。チラシのクーポン券利用者はチラシ閲覧者の6割弱だった。また、電子チラシの認知率は8割強で、利用者は5割弱、2011年調査よりやや増加したことがわかった。

 紙媒体の新聞を購読している人は6割強で折込チラシを見る人は新聞購読者の内、8割強という事なので、およそ半数が折込チラシを見ている事になります。ほぼ毎日見る人は4割程度。女性が多いようです。

内容をよく読む折込チラシは、「スーパー」(84.7%)が最も多く、「ホームセンター」「ドラッグストア・薬局」が各5~6割で続きます。おおむね女性の比率が高くなっているが、「ホームセンター」「家電・AV機器」「ディスカウントショップ」「自動車・バイク、カー用品」「スポーツ用品」などは男性の方が高くなった。

 やはりというか、スーパー等のセール情報が多く見られているようです。

折込チラシを見ることによってしたことがあるかを聞いたところ、「折込チラシのお店に行く」が66.9%で最も多く、以下「キャンペーン期間に、商品・サービスを購入・利用する」「商品・サービスを購入・利用する曜日・タイミングを決める」「商品・サービスについて、他の媒体で調べる」「催事・イベントに行く」などが各2~3割で続いた。

 折込チラシを見た人の殆どが何かしらの行動を取っているようです。逆の言い方をすれば、目的意識を持って折込チラシを見てると言えそうです。

 近年、新聞購読者の減少に伴う、折込チラシの効果の低下というのはよく聞く話です。しかし、やはり新聞というのはテレビと同様に元々の母数が巨大なので、減少傾向にあるとは言え、やはりまだまだマスメディアの代表である事には間違いありません。最近では、インターネットで有名になった人物がテレビCMに出演したりというパターンも見かけます。これも、やはりテレビというのは圧倒的に「数」を持っているという事なのでしょう。

 この調査結果を見てみると、折込チラシを見ているのは中年女性=主婦層が多いという事で、パチンコ店にとって1番獲得したい層とドンズバなのではないでしょうか。パチンコ店の男女比率は圧倒的に男性が多いのですが、強豪店になるほど女性比率が高くなるというデータも出ているようで、女性客の獲得というのは至上命題でしょう。

 折込チラシの効果は薄れているとは言え、やはりまだまだ巨大なマスメディアである事には変わりはないのかなとか思ったりします。そもそも、広告なんていうものは、媒体は多ければ多いほど良いのは当たり前の話で、DMを出しているから、折込チラシは入れなくていいと言う訳では無く、やれることは全部やるのが正しいのだと思います。

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