パチンコメーカーの広告宣伝費。

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 広告宣伝費を削った企業ランキングなるものがありました。
「広告宣伝費を削った100社」ランキング:東洋経済オンライン

原則として直近の本決算(2013年10月期~2014年9月期)における有価証券報告書の本表・注記に開示があった企業を対象としており、広告宣伝費と販売促進費が分けられない場合は合算値を用いて算出。業種は金融以外の一般のみに限定した。

広告は企業業績がいいときには金額を増やし、悪いときには広告を減らす傾向がある。5年前といえばリーマンショック前後で多くの企業が広告宣伝費を圧縮した流れがあり、そこから回復に向かったかさらに落ち込んだかがポイントになる。ここ5年で、広告を減らしたのはどんな企業か。

 パチンコメーカーでは9位にSANKYO、16位にセガサミーホールディングスが入っています。パチンコの場合は、記事にあるようなリーマン・ショック云々ではなく、自主規制によるものなので、業績とはあまり関係は無さそうです。最近では、イメージCMは流れていますが、やはり、機種CMの自粛の影響が大きいのでしょう。

 因みに、27位にコナミ、56位にカプコンが入っています。

 逆に、広告宣伝費を増やした企業ランキングも配信されています。
「広告宣伝費」を増やしたトップ100社:東洋経済オンライン

 75位に平和が入っています。しかし直近の宣伝費を見ると、SANKYOと同じ数値となっています。平和は5年前に19億円だった広告宣伝費が35億円になったのに対して、SANKYOは117億円が35億円になっているので、平和が増えているのも意外ですが、こうして見ると、SANKYOの広告宣伝の高さが分かります。セガサミーの直近の宣伝費が151億円、5年前が207億円ですが、これは当然、パチンコ以外の数値も含まれている為だと思われます。

 もう、そろそろ機種CMも解禁しても良いような気もしますが、どうなんでしょう。

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