タレントを呼ぶ代わりにスタート還元したら何回回せるか計算してみた。

タレント

一時期ほどではありませんが、タレント招致のイベントはどこかしらで行われています。 で、その度に「そんな金があるなら還元しろ!」という真っ当な意見があるので、検証。

前提条件

タレント招致費用:100万円

台数(パチンコ):300台

平均稼働:20,000発

タレント招致費用で何回スタート還元できるのか?

まず、タレント招致費用にかかる100万円を台粗利に換算すると100万円/300=約3,300円の還元になります。ん?結構、還元できそうです。稼働が20,000発なので、玉利換算すると3,300/20,000=0.165となるので16.5銭の還元です。

16.5銭というとスタートに換算すると、0.3~4位でしょうか。千円スタートにすると、1、2回程度は余分に回せる事になりそうです。どうなんですかね、これ。単純に千円スタート1、2回だと別に見たくもないタレントだったらスタート還元した方がいいのかもしれませんね。 ただ、台粗利¥3,300というのは、一人で20,000発打ち込んだ場合なので複数人となるとその分、還元額は減ってしまいます。

加えて、稼働が上がれば上がるほど還元額は減ってきます。で、100万円のギャラだとそこそこの有名人を呼べると思うので、そう考えると意見は別れそうな気もしますが、あながちタレント招致=悪でもないような気もします。

結局、これは前回の座談会でも思った事なんですが、ユーザーは当然「個」の判断に対して、ホールは「全体」での判断になる事から生じる行き違いなんだと思うのです。 平均すると台粗利¥3,300な訳ですが、数万円負けてしまうユーザーもいれば、逆もいるわけです。やはり、ホールとしてはこの数万円負けしまったユーザーのケアには注意を払うべきです。

ただ、その一方で台粗利¥3,300、一人辺りの負担額はもっと少なくなる額でパチンコ打ちながらそこそこの有名人と写真撮れたりできると思えば、また違った考えも方もできそうな気もします。 座談会ブログにこのテーマで寄稿してみます。

補足

これ、実は、豪華な展示会を行うメーカーに対して「そんな所に金使うなら、機械代下げろ!」と言うテーマでもおそらく同じ様な結果になりそうな気がします。誰か、計算してくれ。

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