カジノ型デイサービスが想像以上にカジノだった。

デイサービス

 先日、神戸市議会で、所謂「カジノ型デイサービス」の提供を規制する条例が成立し、ニュースになりました。

 神戸市議会は24日、デイサービス施設でのパチンコやマージャンなどの常態的な提供を禁止する関連条例の一部改正案を可決、改正条例が成立した。
(中略)
 改正条例では、射幸心をあおる恐れのある遊技を常時行わせる▽疑似通貨を使い、依存性を著しく強める恐れのある遊技を提供する▽賭博や風俗営業を連想させる広告を掲示する-の3点を禁止。違反が確認されれば、市はデイサービス施設として指定しないことができる。via: “カジノ型”デイサービス 規制の条例可決 神戸市会/神戸新聞:Yahoo!ニュース

 最初にこのニュースを聞いた時は、何も規制する必要は無いんじゃないかと思っていました。ただ上記のニュースを見ても分かるように、擬似通貨や、射幸心を煽る広告も行われているようです。

 実際にはどんな感じなんだろうと思っていた所、こんな記事がありました。

 九月上旬、横浜市都筑区の「デイサービス ラスベガス横浜都筑店」。マンション一階を使ったフロアで、利用者がマージャン卓を囲む。壁際にはパチンコ台やスロット台がずらり。利用者は体操や食事の時間以外は遊び続ける。
体操をした人には賭けで使う疑似通貨が配布される。週に三回通うという無職木下秀明さん(67)は「足が悪く、唯一の外出先。通貨をためるのが楽しい」と笑顔を見せた。
(中略)
 独自のサービスを売りにする事業者が生まれた背景には競争の激化がある。厚労省によると、介護事業者数は〇一年度末に比べて四倍以上に増加。事業者は生き残りをかけて利用者のニーズをつかみ、多様なサービスを発展させてきた。via: 「ギャンブル依存」と規制 介護予防 効果は?:東京新聞

 で、トップの画像は記事中にある「デイサービス ラスベガス横浜都筑店」の画像を拝借したもです。予想以上にカジノです。もっと、デイサービス感のある部屋の中にパチンコが2、3台ある位をイメージしていたので、ビックリしました。ラスベガスって名前も凄いです。

 この画像や擬似通貨を使っているという事を聞くと、何か微妙な感じもしますが、一定のニーズがや効果があるのも事実なんでしょう。

 しかし、デイサービスも競争で大変なんですねぇ。

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