やっぱり、SANKYO最強説。

特許photo by Dick Thomas Johnson

 特許資産規模ランキングなるものがありました。

株式会社パテント・リザルトは2015年10月28日、独自に分類した「遊技機」業界の企業を対象に、各社が保有する特許資産を質と量の両面から総合評価した「遊技機業界 特許資産規模ランキング」をまとめました。
(中略)
2014年4月1日から2015年3月末までの1年間に登録された特許を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を用いた評価を行い、企業ごとに総合得点を集計しました。
その結果、1位 SANKYO、2位 三洋物産、3位 京楽産業となりました。
 1位 SANKYOの注目度の高い特許には、「遊技機におけるイベント演出を他機種に引き継ぐことを可能とする技術」などが挙げられます。この特許は、後発の大都技研や高尾、京楽産業、ソフィアの特許審査の過程で、拒絶査定における先行文献として審査官に引用されています。
 2位 三洋物産の注目度の高い特許には「ラウンド遊戯間の時間短縮に関する技術」や「数値情報の不正取得や不正操作を行いづらくする技術」などがあります。
 3位京楽産業は、「タッチパネルを用いた演出画面におけるタッチ操作の多様性、容易性に関する技術」や、「ラッシュ状態に至るルートが変化を付けて複数用意されることでゲーム性を高める技術」に関する技術などが注目度の高い特許として挙げられます。via: 【遊技機】特許資産規模ランキング、トップ3はSANKYO、三洋物産、京楽産業:ドリームニュース

 具体的に「あの機種のあの演出事だよ!」と言ってくれれば分かりやすいのですが、文字にすると何かよく分かりません。

 この会社は過去にも他社牽制力ランキングなるものを発表しています。
【パチンコ・パチスロ業界】他社牽制力ランキング2014トップ3はSANKYO、ユニバーサルエンターテインメント、サミー:ドリームニュース

パチンコ・パチスロ業界 他社牽制力ランキングトップはSANKYO:財経新聞

 要するにSANKYOは有用な特許を数多く保有しているという事なのでしょう。特許使用料というものがどれ位で、どの程度、儲かるのかは分かりませんが、パチンコは特許の塊と言われる位なので、それなりの額にはなりそうです。

 メーカーは販売台数が全てでは無いという事でしょう。販売台数が多いからといって、必ずしも儲かっているという訳でもないのでしょう。ホールに例えるなら客数が多いからといって、必ずしも儲かっているという訳でもないのと同じでしょうか。

 ホールもメーカーも、見た目ではその中身は分からないという事なんだと思います。見た目は儲かってそうに見えても実は火の車、なんて事はよくある話しだったりします。

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