パチンコの「くぎ問題」を追及している宇佐美典也氏が新しい記事をアップしました。
具体例で考えるパチンコVW問題の責任論:宇佐美典也のblog(引っ越しました)
三店方式方面に行った時にはどうなる事かと思いましたが、本筋に戻ってきたようです。この記事を読んでいると、何か、やっぱりメーカーを悪者に「したい」のかなぁと思ってしまいます。
私はこの問題の責任は
【パチンコメーカー:90%、ホール:5% 、警察:5%、保通協:0%】
程度だと思っています。それが私が「パチンコVW問題」とこの問題を呼んでいる理由でもあるのですが。さてでは具体論に入っていきましょう。
まず仮に、パチンコメーカーA社が「B物語」という遊技機を新たに開発したとしましょう。via: 具体例で考えるパチンコVW問題の責任論:宇佐美典也のblog(引っ越しました)
で、ここからA社のB物語を例にあげて諸々、事例をあげているわけですが、氏の言うように、A社のB物語「だけ」が不正を行っていたなら、A社の責任が90%というのは分かります。それどころか、100%ですよね。
VW問題で言うなら、仮に、全ての自動車メーカーが同様の不正を行っていたならどうなるんでしょう?当然、メーカーの責任は勿論ですが、そもそも、そんな、不正が通りまくる試験自体がザルなんじゃないかという話にもなるでしょう。
で、もうひとつ。
警察としては「検定取り消しになれば大問題なのだから、まさかパチンコメーカーが不正をすることは無いだろう」と信頼しすぎて「納入釘」に合法営業の保証を誤って与えてしまったわけです。一言で言えば警察はパチンコメーカーを信用しすぎてに上手いこと騙されてしまったわけですね。via: 具体例で考えるパチンコVW問題の責任論:宇佐美典也のblog(引っ越しました)
警察って性善説じゃだめだろうと。むしろ、疑うのが仕事だろうと。そもそも、信頼しすぎたからでは無いんじゃないかと思うのですが。
何か、宇佐美氏の記事って公平じゃない気がするんですよね。