もう、カテゴリー表記は必要ないんじゃないか?

ハンドルcredit: Dick Thomas Johnson via FindCC

 先週末くらいから、日工組の内規に関するニュースを各業界誌がWebサイトで報じています。内容はもうご存知だとは思います。

日工組は内規を改定し、大当り確率の下限を現状の1/400未満から1/320未満に引き下げることを決めた。大当り確率の下限は05年に1/500から1/400へ改定されて以来の変更。via: 大当り確率の下限1/320に、日工組が内規改定:遊技通信Web

今回の内規変更の目的は射幸性の抑制による依存症対策。現行1/400の大当たり確率を1/320に引き上げたほか、初当たり出玉(初当たりにかかる一連の区間出玉)の最低出玉を規定。1回の最大大当たり出玉の1/3以上で、かつ600個以上とされた。via: 最低初当たり出玉は一連区間〜内規変更続報:グリーンべるとWeb版

 色々と噂はありましたが確率下限が1/400から1/320になります。現行のマックスタイプと言われる機種の販売は10月までという事なので、11月以降は混在する時期が一定期間ありそうです。

 現状、多くのホールでは幕板に簡単なスペック表記のPOPがあり、台間に詳細な機種説明があるというのが一般的だと思います。で、その簡易スペックを表記しているPOPの内容は、確率・確変率・カテゴリーといった感じでしょうか。

 以前から、何度かブログでも書いていますが、確率表記や確変等の表記は良いとして、カテゴリー表記というのはもういらないのではないでしょうか?

 今のカテゴリーは確率によって、甘デジ・ライトミドル・ミドル(ハイミドル)・マックスという様に分けられています。11月以降に販売される1/319の新内規対応機種は「マックス」タイプになるわけですが、現行の機種では「ミドル」タイプに分類されてしまいます。かといって、ミドルで統一するのも微妙な感じです。ややこしい上に、現状でも、確率による機種の性能があいまいになっているので、カテゴリーというのは無意味になっています。

 そもそも、いつ頃からこのようなカテゴリーになったのでしょう?2004年に3個賞球になり、確率の下限が1/500になった当初は、それまでの流れで、時短が確変終了後だけに付くタイプを「ハーフスペック」、全ての大当たり終了後に時短が付くタイプを「フルスペック」と呼んでいたと思います。2005年に確率の下限が1/400に引き上げられた前後位でしょうか?

 ま、いずれにせよ、今のようなカテゴリー表記はもう辞めたほうが良いような気がします。

 

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