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ちょいパチどうでしょう?

ちょいパチ
 GW中に開催された「ニコニコ超会議」の日遊協のブースでちょいパチがお披露目されました。機種名は以下のとおり。

・ちょいパチ海物語3R29:三洋物産
・ちょいパチ天才バカボン5KC-S29:大一商会
・ちょいパチJAWS29:平和
・ちょいパチアクエリオンEVOL39:SANKYO
・ちょいパチリアル鬼ごっこWAB29:高尾
・ちょいパチリング運命の日29:藤商事

 他にも試作機として数機種が出展されたようです。アクエリオンとバカボンはスペックも判明しています。アクエリオンが100%突入のSTでバカボンがV-ST。

 機種名にも入っている様に、短時間・少額でまさに「ちょっと」遊ぶというコンセプト。そういう意味ではアクエリオンやバカボンのスペックはまさにちょっとパチンコといった感じのスペック。玉単価的には1円パチンコと同程度でしょうか。期待「値」は決して低くはないようですが、やはり出玉「量」は圧倒的に少なくなってしまいます。

 それならば1円パチンコでいいじゃないかとも思いますが、1円の甘デジでも通常時から大当り終了までのワンセットにはそれなりの時間を要します。機械が4円と同じなので当たり前。このワンセットに要する時間が短いというのがちょいパチの最大の特徴になります。待ち時間や、スキマ時間にちょっとパチンコ。文字通り、ちょいパチ。

 もしちょいパチで遊ぶユーザーが、コンセプト通り短時間遊技客が多いなら、客数が多くないと採算が取れなくなります。そうなると必然的に人口密集地域に限定されそうな気もしますが、こういうのは意外と思惑とは違う方向に進む場合もあったりするので未知数。

 やはり気になるのは機械代。リユースを使って安価で提供という事のようですが、実売価格はどれ位なんでしょうか。今の1円パチンコの台あたりの平均導入価格よりも高いと、ホール的にはなかなか触手が動きづらい様な気もします。

 この様な新しい市場を創る場合は、やはり、まずは設置してもらう事が大切。携帯電話の実質0円みたいな感じ。各社共通のちょいパチ専用枠を作って、盤面だけを変えていく。究極は盤面も共通で変わるのは基板のみ。で、それをどんどん変えていく様なイメージ。もっと理想を言うなら共通枠は無料。1回の入替えで10万円以下に抑えたい所。コンテンツはリバイバルで。昔の機械をちょっと打ちたいというニーズは結構ある様な気がします。

 まぁ、色々と無理筋なのは承知しておりますが、こんな感じなら、導入してみようと思うホールも結構ありそうな感じもします。ツモツモ天国とかちょっと打ちたい。

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