で、結局、撤去特需はいつくるのでしょうか?

特需


今年の販売台数はどの程度なんだろうか?

 年末の機械も出揃ってきました。現状では11機種程と意外と少ないリリース数。時間的にもあと数機種あるかないかといった所でしょう。やはりこの時期に気になるのは年間の販売台数。知った所でどうにかなる訳でも無いのでしょうが、まぁ、知っておいたほうが良いと思います。

 で、今年の販売台数はどれ位になるでしょう。ソースは忘れてしまいましたが、確か今年の6月終了時点でパチンコは60万台弱の販売台数があった様に記憶しています。スロットは分かりません。5月は自粛だったので、実質5ヶ月で60万台として、1ヶ月平均で12万台。年間で144万台、自粛期間を除けば132万台。別の資料では9月末時点で、パチンコ100万台強、スロット60万弱といった数値もあるようです。多く見積もってパチンコ150万台、スロット90万台程度になります。去年の年間販売台数がパチンコが200万台弱、スロットが110万台程だったのでこのままだと大幅減という事になりそうです。パチンコは170万台位じゃないかという推計もあるようです。

撤去特需

 撤去特需・・・なさそうですね。年末の撤去期限に向けて台数は伸びるとは思いますが、「特需」という程ではないでしょう。通常の販売台数に撤去対象の約73万台がプラスされるならそれは特需なのでしょうが、そんなことはなさそうです。と言っても本来、外すべき機械を残して、外したくない機械を外すのですから、ホールにとってはキツイ話しです。ただ、決して特需ではない。

そもそも論

 初めは高射幸性遊技機の設置比率を減らしましょう。遊技機の射幸性を落としましょう。という話だったのですが、何故か釘問題が出てきて撤去回収につながる訳です。そもそもこの釘問題の発端は何かというと例の「遊技機性調査」な訳です。

【重要(05/13改正)】遊技機性能調査の実施について (お知らせ~誓約書を提出されたホール経営者の皆様へ~):遊技産業健全化推進機構

①遊技機性能調査は平成27年6月より開始させて頂きます。

 正式なリリースが5月20日なので、確かに急な話しだったとは思いますが、半年前の行政講話で釘問題について触れられています。

遊技産業健全化推進機構、6月1日から「遊技機性能調査」を開始へ:遊技通信Web

パチンコ機の釘曲げや打ち替えについては、警察庁生活安全局保安課の小柳誠二課長が、今年1月の全日遊連理事会における行政講話で「風営適正化法の趣旨を没却する最も悪質な行為の一つであります」と厳しく糾弾していた。

その際、小柳課長は、ここ3年間のくぎに関する行政処分事案の中身について「遊技盤面下部の左右に存する一般入賞口付近のくぎを狭めているか、大当り抽選が作動する中央入賞口のくぎを調整しているものであり、大当り抽選の入賞に偏らせるなど、営業者の身勝手な都合により遊技性能を改造していることが疑われるものであります」と指摘するとともに、「(くぎ曲げ事案は)くぎの劣化によるメンテナンスといったものではなく、意図的に遊技性能を改造して、過度に偶然性に頼った遊技等を創出していることが窺われる事案であります」と言及。型式検定制度の根幹を揺るがす悪質な行為だ、などと強く非難している。

 で、当たり前の話ですが、この遊技機性能調査は「調べる人:機構」「調べられる人:ホール」な訳です。メーカー関係ないじゃん。半年前に釘の話し出てるんだから「準備期間」は十分あったじゃん、と思うのです。

 本来は高射幸性遊技機のシェアコントロールとマックス規制というソフトオンデマンド・・・じゃなくてソフトランディングだったはずがハードランディングになってしまった訳ですが、これ、回避できたと思うんですよね。勿論「回避する人:ホール」です。やっぱりメーカー関係ないじゃん。

気持ちはわかります

 今回の釘問題は遅かれ早かれという問題だったのかもしれませんが、この「タイミング」というのはホール次第で回避できたはずです。完全にボールはホールサイドにあった訳ですから。

 と言っても、ぶっちゃけ、来るか来ないか分からない調査の為にベース上げて営業出来ないっすよね。粗利ノルマキツイし。ただ、こう言ったメンタリティが今回の遊技機性能調査の結果に繋がったということはあるでしょう。

 私もホール経験は長いので、気持ちは十分に分かります。ただでさえ玉単価の高い機械外して、玉単価の低い機械、しかも稼働するかどうか分からない機械に入替えなければならないのに、少しの下取り・買取額では納得はいかないでしょう。機械代上がってるし。

 で、その遊技機性能調査の結果が釘問題になり、撤去回収へとつながるのですが、所謂、納品釘と検定釘の乖離について「そんなん全く知らなかったぞ!」というホールサイドの声を聞くことがあります。これはもう「取説読め」としか言えないんですよね。かく言う私も今回の問題が出るまで取説に載っているゲージ表?なんてそこまで深く気にしていませんでした。あるのは知っていましたが。で、取説見ながら、実際にゲージを作ったりして「あーなるほど」と思った訳です。元ホール管理者として恥かしい限りです。

誰かが悪い訳じゃない

 何か対立構造になってますよね。ま、ホールサイドが一方的に怒っているのかもしれませんけど。今回の撤去問題で「特需」が発生してメーカーが前年対比で軒並み増収増益とかになれば、そりゃ、怒っても良いと思いますけど、冒頭に書いた様に販売台数から見てもそんなこと無いっすよ。

 そもそもメーカーが儲からないと、機械のクオリティは下がってしまうわけです。そうなると結局、困るのはホールな訳で。メーカーはメーカーでホールが儲からないと機械の購買力が下がるので困る訳です。

 まぁ、同じ業界にいる者同士、仲良くやりましょうと、業界の末席の私はそう思うのです。誰かのせいにした所で自社の売上が上がる訳じゃないすから。

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